2018年6月Amazon Echoで利用できるおすすめスマートライト4選

先週、ソニーネットワークコミュニケーションズ社からのAmazon Echo(Alexa)対応のスマートランプの発売開始の発表をあり、国内市場でもスマートホーム関連製品のラインナップも少しずつ充実してきましたね。ある市場調査会社の報告※によるとスマートライト市場が2017年から2022年にかけて3.1倍(11.2億ドル→35.1億ドル)に拡大すると予想されています。今回はAmazon Echo(Alexa)で利用できるおすすめスマートライトを報告します。

※データ参照元:2018年4月17日IDC Japan スマートホームデバイス市場予測

スマートライトの選び方

これまでの照明、LEDランプより機能アップしたスマートライト。製品の選択において注意すべき点に関して報告します。

Amazon Echo対応であること。

大前提ですが、Amazon Echo対応であることです。私は昨年11月に自称Amazon Echo対応(英語スキルあり、日本語スキルなし)スマートプラグなる製品をアマゾンで購入しましたが、今だ対応スキルが提供されず声を出して電気関連製品の電源のオン、オフができていません。気になる製品が見つけた際は、Amaozn Echoに対応しており、スキルが日本語で提供されていることを確認しましょう。

機能の確認

スマートライトには様々な機能がついています。製品によりできることが異なりますので、ご自身がどのようにライトを使いたいか想像しながら製品を選びましょう。代表的な機能を報告します。

照明タイプ

スマートライトには天井面に直接取り付けるシーリングライトタイプ、様々なデザインの照明器具を利用できるランプタイプやバッテリー付属で持ち運び可能なタイプなどあります。ご家庭によっては既存の照明を利用して音声でオン、オフしたいという要望もあると思います。どのように照明タイプを選ぶか改めて確認しましょう。

照明の色

スマートライトには1600万色で発光するライトや、これまで家庭で利用することが多かった電球色から白色まで発するものがあります。様々な色が再現できるライトはお部屋のムードを変えることもできますし、ゲーム、音楽の再生に合わせて演出できます。電球色から白色のものは値段が少し安く、落ち着いた雰囲気や集中する環境を照明で照らすことができます。

照明の明るさの確認

照明を利用する部屋によってメインライトにするには「少し明るさが足りない」ということがあります。照明を購入する場合は、明るさを確認しましょう。最近の照明には明るさの基準としてルーメン(lm)や想定理想する広さ(例、8畳など)表記がありますので必ず確認します。また、照明でお部屋の印象もかなり変わりますので、この際、1つの直接照明に頼るのではなく、間接照明を併用してお部屋の演出も検討しましょう。

20W相当 170lm以上
40W相当 485lm以上
60W相当 810lm以上
100W相当 1520ml以上

参照元:日本照明工業会ガイドB「電球形LEDランプ性能表示等のガイドライン」

サイズ、口金(ソケットサイズ)の確認

お部屋の大きさにとのバランスが悪くならないようシーリングライトのサイズや既存照明の電球をスマートランプに変更する場合はその口金(ソケットサイズ)を確認します。特にランプタイプの場合、既存の照明シェードのバランス、口金が異なり、また、電球よりも重くなりますので重量に耐えられないものは取り付けることができません。また、密閉型照明器具や調光機能のある照明には、それに適合した製品しか利用できませんので、この内容も改めて確認します。

その他

スマートランプの機能をすべて利用するとスマートフォンアプリで制御することが多いです。必要とされるアプリの対応OS(iOS、Android)も確認しましょう。また、人の気配を感じ取り照明をつける人感センサー、室内の温度、湿度を測る温湿度センサー、テレビ、エアコンも一緒に管理するために赤外線リモコンなど機能を持っている機種も発売されてきていますので、ご自身のお部屋で必要か判断してください。

おすすめスマートライト

1600万色カラーで発光できるPhilips Heuスターターキットをお薦めします。この製品は各LEDランプを管理するブリッジが1つ、ランプが3つ付属します。ランプの口金(ソケットサイズ)は26口で玄関、居間、寝室にある電球の照明を交換することでき、利用用途が広いです。熱帯の黄昏など30以上のシーンが用意されそれを選ぶことで部屋の演出ができ基本機能も充実しています。他の競合製品も本製品を意識しながら機能強化する印象です。ホワイトグラデーションのみのモデル「Philips Hueホワイトグラデーション スターターセット」もございます。

声をかけたスマートホーム機能をひととおり体験したい人にお勧めです。本製品は12畳程度のリビングルームでの利用を想定しています。スマートハブやリモコンなしで自宅の照明、テレビ、エアコンが操作できるようになります。夏にむかい室温が上昇しているかなど外出先から部屋の温度、湿度が確認でき、帰宅前に室温を適温にできます。また、スピーカも搭載し天井から音楽を楽しむことも可能です。

スマートホームって便利そうだけど自分は飽きっぽいので、このダウンライトの1つの電球だけスマートライト化したいと考えているみなさんにお勧めなのが「LIFX + A19」です。E26金口の形状で75W相当(1100ml)の明るさを持ちます。管理用に別途ブリッジなどは必要なく、Wi-Fi環境、スマートフォン、Amazon Echoがあれば利用できます。暗視支援機能を備えネットワークカメラで監視している部屋が暗くなると自動的に赤外線が点灯し暗がりの中も鮮明に表示されます。

デザインが気に入っているテーブルランプ、フロアランプが既にあるので、その照明を声をかけてスマートランプ化したいという人に向いた商品です。テーブルランプのACコネクタをコンセントから抜き、そのコンセントとACコネクタの間に設置・設定します。できることはシンプルで音声で指示し、照明のオン、オフの切り替えができます。また、導入費用がもっとも安くなります。

メーカー Philips ソニーネットワーク LIFX TP-Link
製品名 Hueスターターキット マルチファンクションライトセット LIFX+ A19 HS-105
付属品 ブリッジx 1ライト x 3 ライトx 1ユニット x 1 ライトx 1 プラグ x 1
照明タイプ LEDライト LEDシーリングライト LEDライト
ソケット(取り付け) 26E シーリングキャップ 26E タイプB
再現色数 1600万色以上 電球色~白色 1600万色以上
明るさ 800 ml 60W弱相当 12畳相当 1100ml 75W相当
消費電力(照明部) 10W 44W 11W
サイズ(mm) 直径62 x 高さ110 直径600 x 高110 直径62 x 高さ115 幅66 x 高さ40 x 奥行42 
重量 130 g 3.8 kg 215 g 91 g
無線 IEEE 802.11 b/g/n、ZigBee Light Link IEEE 802.11 b/g/n IEEE 802.11 b/g/n IEEE 802.11 b/g/n
照明 ON/OFF
調光
昼白色・電球色切替
スケジュール設定
事前シーン設定
写真からの調光
遠隔地からの管理
セキュリティ みまもり機能 暗視支援
アプリOS iOS 8.0以上、またはAndroid 2.3以上 iOS 8.0以降、またはAndroid 4.4.2以上 iOS 9.0以降、またはAndroid 4.0以上 iOS 9.0以降、またはAndroid 4.1以上
アクセサリ ブリッジ マルチファンクションユニット
アクセサリ機能 最大50台ランプ管理 人感センサー、照度センサー、温湿度センサー、リモコン用LED、マイクロホン、スピーカー(5W)
その他 スイッチ、モーションセンサー、ライトリボン、バッテリ搭載ランプなどオプション製品が充実 8畳相当を照らす別シリーズ2機種あり。そのうち1機種は間接照明RGBフルカラーを提供。Androidアプリの場合呼びかけ機能なし 暗視支援機能なしモデルあり。7月に白熱色/昼白色対応モデル発売予定
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