NETGEAR Arlo Qの設定完了したら最初に確認すべき10のヒント

前回はネットワークカメラ「NETGEAR Arlo Q」がAmazon Echoに声をかけての管理できるところまで報告しました。同製品にはカメラとしての録画以外にも内蔵マイク・スピーカーを使った会話やCVR(Continuous Video Recording)24時間連続録画など様々な機能を装備しております。今回はAmazon Echoと声をかけて管理可能に設定が終了した後に、まず、確認すべき10のヒントを報告いたします。

10のヒント

1.撮影範囲の再確認

Arlo Qを設置した後、改めて撮影範囲を確認しましょう!広角カメラは130°(片方向65°) を撮影でき、動作検知有効範囲は4.572mです。また、夜間撮影に有効な赤外線LEDを使った照射距離は7.62mです。ご自身が監視したい対象範囲がカメラの撮影範囲内にあるかを確認ください。

2.録画、音声設定

ネットワークカメラの録画設定と音声設定の調整を行います。

設定先>Arloアプリ>デバイスタブ>設定

録画の設定:赤外線LEDを自動的に点灯させます。カメラがLEDを反射させるもの(窓など)に向いている場合はオフにすることを推奨します。

ビデオ解像度:解像度が高いと鮮明な画像を撮影することができます。初期出荷は720pです。画像を鮮明にしたい時など、必要に応じて解像度を1080pなどに変更ください。

音声の設定:マイク・スピーカー機能のオン・オフとスピーカーの音量調整が可能です。

3.検知方法の調整

ネットワークカメラ「Arlo Q」では搭載したカメラを使った動作検知、マイクを使った音声検知が可能です。事前に指定した曜日、時間帯での検知、検知時の動作などを設定が可能です。例えば、購入目的が自転車の盗難を予防の場合は、自転車の付近の動作、音声などに焦点を当てることが可能です。

設定先>Arloアプリ>モードタブ>対象カメラ>警戒の編集>ルール

動作検知では感度レベルの設定と検知ゾーンの設定が可能です。

動作検知ゾーン

音声検知

音声検知時の感度の調整が可能です。

4.検知時の動作設定

ネットワークカメラが動作、音声を検知した時にどのように動作するかを設定します。設定方法には記録方法の選択(未記録、動画での記録、静止画での記録)、録画時間調整、警告(アラート)の通知方法の選択があります。

設定先>Arloアプリ>モードタブ>対象カメラ>警戒の編集>ルール

記録方法の選択と録画時間の設定

警告(アラート)の通知方法とメール送信先登録

5.検知機能のオン・オフと検知時間・距離設定

Arloアプリではネットワークカメラの検知機能をオン、オフの切り替え、曜日、時間単位での検知時間調整、設置場所からの距離で設定をすることができます。例えば、自家用車の監視をした場合、車庫内でのメンテナンス作業時は検知機能をオフにしたり、ご自宅の勝手口の監視は夜間のみなど設定が可能です。

検知機能のオン、オフ

曜日時間単位での検知時間調整

設置場所からの距離

6.ネットワークカメラの操作

Arloアプリを起動し「デバイス」タブをタップし「Live」ボタンを選択します。各機能の役割は次の通りです。

通話機能は最初にスマートフォンから操作が必要です。「マイク」をタップし通話時は「マイク」を押し続けます。

7.録画・撮影データの確認

Arloアプリを起動し「ライブラリ」タブをタップします。録画された日付は緑色の縁で表示されます。確認したい日付をタップするとカレンダーの下にその日の録画が表示されます。

フィルタの利用:

ライブラリタブの上部にあるフィルタをタップします。フィルタ条件を選択します。

8.録画データの保存期間、対象カメラの台数確認

Arlo Qは標準で保存期間7日間、保存容量1GB、管理台数5台の無償Basicプランが付属します。管理台数は設定設置の時点、保存期間・容量はネットワークカメラ設置後7日を経過した時点でBasicプランでご自身が必要とする要件に合っているか判断ください。満たさない場合は、上位のプランの購入ください。

  Elite Premier Basic
保存期間 60日 30日 7日
保存容量 100GB 10GB 1GB
管理カメラ数 15台 10台 5台
月額費用※ 1,790円 1,190円 無料

※税抜き価格。購入はクラウド上でのみ。決済はクレジットカード(Visa、Master)のみ

9.24時間録画の必要性の確認

Arlo QシリーズにはオプションでCVR(Continuous Video Recording)プランを購入できます。購入すると連続動画を14日もしくは30日クラウド上に保存することが可能です。ネットワークカメラで動作、音を検知したときのみの録画ではなく、連続録画が必要か判断ください。例えば、外出時に留守番のペットの観察等の際には連続動画撮影が有効でしょう。

カメラ台数 1台 2台 3台
保存期間14日 1,190円 1,785円 2,380円
保存期間30日 2,290円 3,435円 4,580円

CVRプランの購入は合わせてElite、Premierプランのこうにゅうが必要です。※税抜き価格。購入はクラウド上でのみ。決済はクレジットカード(Visa、Master)のみ。

10.カメラの死角の確認

最後に購入目的がいわゆる防犯でトラブル時の証拠まで取りたい場合、ネットワークカメラはその設置場所や不審者の挙動によって背中が向けられて顔が撮影できないなど決定的な証拠映像を撮ることができないことがあります。この製品では複数のカメラを連携させて、1台のカメラが検視した時に複数台のカメラで様々な角度から撮影することもできます。どのレベルまで必要とするか判断し、必要に応じて複数台のArolo Qの導入を検討します。

ネットワークカメラを購入してAlexaで利用できるようになっても、当初の購入目的(防犯、見守りなど)が満たせなければ意味がないと思い、導入当初に確認すべき10のヒントをまとめました。

音声応答に映像情報が付加された小型球状ディスプレイ付Amazon Echo Spotが7月発売が発表。これによりネットワークカメラを利用したスマートホームが実現が可能。ネットギアArlo Qの製品紹介、セットアップを紹介。

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