本日、Amazon Echo Dot第3世代が発売された。しばらくアマゾン社は第3世代と第2世代が併売されるようです。これからEcho Dotを購入しようと考えている人や既に第2世代を持っていて買い替えを検討しているユーザは、この2種類のモデルの違いのポイントはどこかと考えていると思われます。今回はAmazon Echo Dotの第3世代と第2世代の違いに関して確認しまいたので、その報告いたします。
比較
Echo Dotの外観
まずは大きく変わったEcho Dotの外観から報告します。第3世代はファブリック調の丸みを持たせた柔らかなデザインに変わりました。今まで以上にインテリアに馴染みそうです。スピーカーの再生能力が向上するためスピーカーユニットのサイズが0.6インチから1.6インチにサイズを大きくなりました。スピーカーの構造上こだわりを詰めた影響か大きさ、大きさ、厚み、重量が一回り大きくなっています。大きさはGoogle Home Miniとほとんど同じサイズになり、重量は1.8倍になりました。
また、AC電源もUSBケーブルに電源コネクタをつけたものから専用電源アダプタになり、電源アダプタの対応ワット数も9Wから15Wに変更されています。
スピーカーの再生能力
スピーカーユニットのサイズが0.6インチから1.6インチにサイズを大きくなり、その影響で音圧が70%向上しているといわれています。同一音源を音量レベル7で再生してみましたが、低音に厚みが出て、音声も聞き取りやすくなった印象を持ちました。今回の音源はパブリックドメインの「Take Five(Dave Brubeck Quartet)1959年」を冒頭を再生。この曲はピアノ、アルトサックス、ベース、ドラムでメロディを構成していますが、音圧の違いはもちろんのこと、ピアノ、ベースやドラムのスピーカーからの再生能力に大きな違いを感じました。
セットアップ方法
セットアップ方法も変更がありました。第2世代ではWi-Fiのみを利用しEcho Dotと通信を行いながらインターネットに接続していました。これが意外とスマートフォン内のアプリや設定の切り替えの必要があり戸惑うポイントでした。第3世代ではこの方法に加えてBluetoottを利用する方法が追加されセットアップが行いやすくなっています。
第2世代
第3世代
Echo Dotシリーズ比較
第3世代 | 第2世代 | |
特徴 | コンパクトサイズ | コンパクトサイズ |
スピーカーサイズ | 1.6インチ | 0.6インチ |
Dolby デュアルスピーカー | – | – |
外部スピーカー接続 | ○ | ○ |
音楽ストリーミング対応 | ○ | ○ |
スマート家電の操作 | ○ | ○ |
お持ちのリモコン家電の操作 ※別売 赤外線コントローラー必要 |
○ | ○ |
スマート家電の簡単セットアップ | – | – |
音声・ビデオ通話 | 音声通話 | 音声通話 |
プライム会員のみ音声ショッピング | ○ | ○ |
プライム会員のみPrime Music | ○ | ○ |
サイズ | 43 x 99 x 99 mm | 32 x 84 x 84 mm |
重量 | 300g | 163g |
電源アダプタ | 15W | 9W |
比較してみた感想ですが、はじめてEcho Dotを買い求めたり、Echo Dotをメインに、少しでも音の再生にこだわりを持つひとには第3世代。アレクサへの音声の入力デバイスとして、賃貸のアパートなど再生音量を上げられない人には第2世代がお勧めと感じました。