先日に続き予定(カレンダー)設定を紹介します。iCloudを利用したセットアップ方法を報告します。iCloudとの連携はiPhone、iPadを利用されているみなさまが対象です。
再確認ですが、現在、Amazon Dot Echoが利用できるカレンダーは大きく3種類あります。
- Apple iCloudカレンダー
- Google GmailまたはG Suiteカレンダー
- Microsoft Outlook.comまたはOffice 365カレンダー
iCloudを選択される方は、iPhone、iPadで標準カレンダーを利用しているみなさんが対象になり、日本国内のスマートフォンのシェアを考えると利用ユーザ数が一番多いと思われます。今回はiOS標準スケジュールをiCloudと同期せず利用している可能性もあり、iCloudとの連携から報告します。
セットアップ手順
- ホーム画面で「設定」アプリをタップします。
- 「設定」画面の「アカウントとパスワード」ー「iCoud」とタップします。
- 「iCloud」画面で「カレンダー」をオンにします。
- 「カレンダーをiCloudに結合します。」と確認画面が表示されますので「結合」をタップします。これでiOS標準カレンダーがiCloudと連携されました。
- 設定画面に戻ります。ページ上部にある自分の名前をタップします。
- 「Apple ID」画面で「パスワードとセキュリティ」をタップします。
- 「パスワードとセキュリティ」画面で「2ファクタ認証を有効にする」をタップします。
- 次にAlexaアプリを起動し、メニューから「設定」をタップします。
- 「設定」画面の「カレンダー」を選択します。
- サポートされているカレンダー一覧から、連携したいカレンダーのアカウントを選択します。
- 「iCloudとリンクするには、以下の手順に従ってください。」と表示されますので、「続行」をタップします。(ステップ1:Appleアカウントで2ファクタ認証が有効になっていない場合」はと表示されますが、既に設定済みですので無視します。)
- 「ステップ2:App用パスワードを作成します。」画面で「ウェブブラウザでappleid.apple.com」をタップします。
- 「Apple ID Appleアカウントの管理」画面が表示されますので「Apple ID」「パスワード」を入力し、「→」をタップします。
- 「Apple IDサインが要求されました」と表示されますので「許可する」をタップします。
- 2ファクタ認証で「Apple ID確認コード」が表示されますので、この確認コードを控え、入力します。
- Apple ID画面で「セキュリティ」をタップします。
- 「セキュリティ」画面の「App用パスワード」で「パスワードを生成」をタップします。
- 「このパスワードのラベルを入力:」と表示されますので、任意の名称を入力し「作成」をタップします。(ここでは「alexa」と入力)
- 「App用パスワード」が表示されますので控える、もしくはコピーし「完了」をタップします。
- Alexaアプリの「設定」画面に戻り「続行」をタップします。
- 「iCloudアカウントにサインイン」画面でご自身の「Apple ID:」と先ほど、控えたApp用パスワードを入力し、タップします。
- サインが成功しアカウントがリンクされると、利用したいカレンダーを確認画面が表示され内容を確認後「<」戻るをタップします。
- 「Apple(リンク済みアカウント)」の件数が1件になっていればセットアップは完了です。AlexaとiCloudカレンダーとのリンクが可能になりました。
これでiCloud、Googleカレンダー、Office.comとカレンダーとアレクサの連携のためのセットアップ方法を報告が完了しました。興味深いアレクサとカレンダーの利用方法がありましたら紹介いただければ幸いです。
参考情報
Amazon Echo Dotでのカレンダー機能のまとめです。これまでのAlexaアプリのカレンダー機能の歴史やアレクサへの声のかけ方を報告します。カレンダー機能はGoogleカレンダー、Officeカレンダー、Apple iCloudの順に機能拡張されています。