5月24日アマゾン社によると日本国内で16才未満の子供向けスキルが開発可能になったという。日本のゲームや教育関連市場において子供が楽しめるような音声体験スキルの開発を促す。この子供向けスキル開発環境は昨年アメリカでリリースされ、5月2日にはイギリス、ドイツでリリースされていた。
参照元:アマゾン社「amazon alexa子ども向けスキルを開発する」
子供向けスキルとは
子供向けスキルは対象年齢を16才未満に焦点を当てて開発するだけでなく、子供が同スキルを利用する場合に、ペアレンタルロックのように両親、保護者がAlexaアプリ上で子供のスキル全体を有効、無効と管理ができます。5月22日のAlexaアプリのアップデートで同機能が追加されている。
アマゾン社からは子供向けスキルを開発するにあたり、これまでの大人向けスキルの開発と異なる工夫が必要であるため、「子供に人気がでるスキル開発のための6つのヒント」という次のポイントをあげたAlexaスキル開発ガイドを提供し、開発者の支援をする。
- リーチしたい年齢層を決める
- 好奇心と探求心を大切にする
- 対話を通して子どもをガイドする
- 記憶に残る瞬間を提供する
- 常に新しいコンテンツを追加する
- スキル名と説明を工夫する
子供向けに開発されたスキルはアマゾン社により広告を含むことができないなど次の条件を設定され、また、これまでのスキルと同様に同社への申請が必要になります。
- プライバシー及びコンプライアンスの条件に沿っていること
- 広告を含まないこと
- 個人が特定できる情報の収集を避けること
- 成人向けのコンテンツを含まないこと
日本でも子供用スキルが開発、申請できる環境が整いました。LINEアプリでの友達とのコミュニケーションのため中学生になるとスマートフォンデビューが普通生活になった中、アマゾン社が子供向けスキル開発環境を用意することで次は子供の音声アシスタントのデビューがすぐそこに迫っていそうですね。