2018年5月8日株式会社アプリックスによるとスマートスピーカーを使って日本語の音声で家電を操作するための「AIアシスタント対応家電開発支援サービス」を開始したと発表しました。同社はAI アシスタント対応に必要となる IoT モジュール、アプリケーション、クラウドサービスなどを一式まとめて提供することができること、加えて Amazon Alexa と Google アシスタントの両方に対応可能という強みを活かして、日本の家電メーカーなどに積極的に提案していく予定とのこと。これで日本の家電メーカーからAmazon Alexaに対応した製品が発売されるとよいですね。
開発実績:
2016年秋発売の米国Guardian Technologies LLC 製空気清浄機に対して、アプリックス社は2017年2月Amazon Alexa対応を行いAlexaスキルを開発、提供。
空気清浄機
交換エアフィルタ
アプリックス社が開発したスキル
アプリックス社全体サービス提供イメージ
上の図の赤い点線部分(①AI アシスタントとの連携、②アプリックスのクラウドサービス、③IoTモジュール、④スマホアプリ)を提供。また図に示す箇所のほかにも、コンサルティング、各種テスト、販売後の運用・保守などもアプリックスが担当可能という。
株式会社アプリックスとは
アプリックスの使命は「ソフトウェアの力で世の中のあらゆる人々に幸せをもたらすこと」です。携帯電話でのJava利用という新しいフロンティアを切り開いた「JBlend」に続き、開拓中の分野が、IoT(Internet of Things)です。当社ではIoTモジュール(ビーコン)、スマホアプリ、クラウドサービス等のIoTソリューションを一貫して提供することで、家電製品等のIoT化を推し進め、「モノからの通知によって人々の生活を豊かにする」というコンセプトの実現を目指しております。
アプリックスのwebsite(投資家情報等):http://www.aplix.co.jp/
アプリックスのテクノロジー事業:http://business.aplix.co.jp/
Amazon Skillを開発しAmazon Echoに対応することで「Amazon’s choice」「#1 Best Seller」がアマゾンからもらえるえ販売向上につながる可能性が広がり中堅・専業家電メーカーには朗報ですね。ユーザとしてはAlexa対応のREDランプを購入するために通常REDランプの10倍の費用かけた実績もありますので、いち早い製品化を待っています。
Amazon Echo (Newモデル)、サンドストーン (ファブリック) + Philips Hue ホワイトグラデーション シングルランプ + Philips Hue ブリッジ